独自レビュー
仕事に忙しい父との距離を感じる中、愛情深い母に育てられた主人公。しかし、母への思いが次第に恋愛感情へと変化していく様子が描かれます。10年間にわたる葛藤や想いが爆発し、親子の関係を超えた禁断の愛が描かれます。吉永塔子演じる母親の繊細な表情が作品に深みを与えます。初任給を機に始まる母子の旅行、人里離れた宿で繰り広げられる情熱的な愛の物語。感動と興奮が入り混じる一作です。
母への愛が限界を超える感動作
仕事で忙しい父親と家族らしい思い出は無く、昔から母親に愛情を込められて育てられてきた。気丈に振舞うが寂しそうな母親を’女性’として意識し始めるのはそう遅いコトではなく…。そして母親への感情を抑え込んで10年、独り立ちも出来る年齢になった僕は母親と結ばれるための行動を起こすことを決意した。’初任給で母と過ごす初めての旅行’、誰にも邪魔されない人里離れた宿で僕は母を思う存分愛して―。
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